日本語学校、進学主任のおしゃべり

日本語学校/日本語教師/留学生/進学指導法

「出願書類添削」の困難さ その3~「保証人」の呪縛

こんばんは、

 

日本語教師の和田卓郎と申します。
2015年までは、大学受験予備校で国語を教えていました。
2016年に日本語教師に転職して、今は、「進学主任」という立場で、東京23区内の日本語学校に勤務しています。

 

このブログの読者層は、

 

①留学生の進学指導に不安や困難さを抱いている日本語教師
②自身の留学生の進学指導をブラッシュアップさせ、新たな気付きを得たいと考えている日本語教師

 

 を意識しています。

 

 

今日、話題にしようと思っているのは、最近、願書などに書かなくてはいけなくて、
それで、とても困っている、

 


保証人

 


についてです。

 

 

イマイチ何の「保証」なのか分からないのですが、
ざっくり「この願書を出す人は変な人じゃないですよ」といったところかもしれません。

 

 

要件が、

 

日本人じゃないとダメ、
日本在住でも留学ビザじゃだめ、


など、


まず、人探しが大変です。

 


コロナの時代になって、留学生にとっては、日本人の知り合いもうまく作れないこの時代に、ちょっとキツいです。

 


あげく、「住民票も添付」などという条件が付くことも。

 


留学生は学校の先生を頼ってくれますが、
大規模校になればなるほど、多くの学生の「保証」なんて難しいですし、
ましてや、自分の住民票を発行なんて…究極的には何百枚も発行しなくてはいけなくなります。

 


これも、「慎重さ」の象徴、とは理解します。

 

 

でも、「保証人代行サービス」を紹介するくらいしかなくて、
実はこれの上手い解決策はまだ見つけられていません。

 


何かよい案や策がある方は教えてください!!

 


今日はこのへんでー。

 

 

 

和田卓郎