日本語学校、進学主任のおしゃべり

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「面接練習」の困難さ その1~まずはこの4つから

こんばんは。
日本語教師の和田卓郎です。
23区内の日本語学校で進学主任として勤務しています。

 

takuchatw.hatenablog.com

 

こちらでまとめた「本質」のうち、「①日程確認」「②出願書類添削」にまつわる「困難さ」を思いつくまま述べてきました。
今回から「③面接練習」について述べていこうと思います。


面接練習も、きっと色々な業務や授業の合間でやらないといけないので、負担になりがちです。
学校さんによって、色々と工夫されていると思います。

 

 

私たちの学校の場合は、飲食店などが使っている「予約システム」を応用しています。
指定の「予約枠」があって、その中から学生が時間と先生を選択、
で、その時、予約してくれた学生がいたらその相手をする、という方法で対応しています。
こうすれば「この時間は面接練習の可能性があるぞ」と私たちも覚悟をもちながら仕事の計画を立てることができます。

 

 

で、私の場合はほぼこの台詞で練習を始める、という常套句がございます。

 

 

「留学生の面接試験には、大事な質問が4つあります。この4つが完璧だったら他で少し失敗しても安心です。反対に、この4つで失敗すると、他が完璧でも危ないです。」

 

 

という台詞です。

 

 

その4つとは・・・

 

➊日本への留学理由
➋その学校の志望理由
➌その専攻の選択理由
➍将来展望

です。

 

 

私はこの4つの質問のことを「基幹質問」と呼んでいます。

 

次回以降、順にポイントをまとめていこうと思います。

 

 

 

 

今日はこのへんで。

 

 

 

 

和田卓郎